2014年 12月 12日
偉大なヒマラヤ山脈に打ちのめされて帰ってきました。 感動と酸欠の物語です。 畠山と貫田は11/02-11/27の間、ネパールへ行っていました。 予備日を含め17日間を要する長期のトレッキングです。 首都カトマンズから小型飛行機でルクラという村に向かい、5483mのゴーキョ・ピーク、5550mのカラパタールに行く計画でエベレスト街道と呼ばれている王道ルートです。 スタート地点のルクラの標高は2840mなのですが頭が痛い。 すぐに慣れて気にならなくなるのですが、新しい村に着いてゆっくりしていると頭痛がします。 そして慣れるを繰り返しながら標高を上げていきます。 飛行機は20人乗りです。 6812mアマダブラムです。とってもわかりやすい、そしてかっこいい。 イエティの頭部です。少なくとも現地の人は信じているようです。 ゴーキョ・ピークからの景色です。夕日見るために宿に一回戻り、また登ってくる予定だったのですが、想像以上にきつくてここに6時間いました。これが失敗だったかもしれません⋯。 貫田の右に見えるのがチョ・オユー8188mです。 貫田の頭上左にあるのがエベレストです。そして左にいるのは僕たちのガイドです。訳あってガイドを雇うことになりました。結果的にはガイド雇って良かったですね。。 しかし翌日、僕はまともに歩けないほどのだるさに襲われました。 診療所がある村まで下山し、体内の酸素濃度を測るとなんと46%、鼻から酸素を注入し、よくわからない薬をたくさん飲みました。気づいたらヘリが来ていて、そのままカトマンズの空港まで飛び、救急車で病院まで運ばれてしまいました。多少肺に水が溜まっていたようなんですが、カトマンズに戻った時には回復していました。 日本にもすぐに連絡が入ったようで多くの方に迷惑と心配をかけてしまい、申し訳ありませんでした。 そして、貫田君本当に申し訳ない! こうして私たちのトレッキングは9日間で急に終わりを迎えてしまいました。 ただただ山の中を歩くだけの毎日でしたが、その毎日が山に圧倒され感動する素晴らしい日々でした。 帰りの飛行機からきれいにヒマラヤが見えた時、写真を見返した時にはやっぱり最後まで行きたかったなと悔しさがこみ上げてきます。いつかまた行きたい!でもどうやら私は高所に弱いようで⋯。違うところにしようかな。 その後は薬の副作用で腹を下しながら、普通にネパール観光して帰国しました。 最近の悩みは申し訳なさから今まで通り貫田に強くでれないことです。畠山でした。
by hgwvob
| 2014-12-12 17:32
| 夏山
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