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2009年 10月 10日
世界遺産・知床縦走!


再びブログを放置し始めたので、せめての思いで0804~0808の知床縦走書いちゃいます!





まずは参加者から!
 志村さん・金澤・本井・土肥・林悠樹・木田っち・三佐川さん




札幌から知床までは三佐川さんと志村さんの車で移動!

片道8~9時間もの壮絶な道のり。レンタカーなら気兼ねなく運転交代できるのですが・・・。






初日は斜里のキャンプ場で1泊。みんなでお酒を飲みながら余裕こいてました。

次の日から過酷な縦走が始まるとも知らずに・・・。






2日目は何時に起床したかな??
結構早めにキャンプ場を出て岩尾別温泉にある登山口へと向かう。


途中道路の両側ではお鹿様が朝食を召し上がってました。w
まるでそこにいるのが当たり前のなりふりでむしゃむしゃと。

「おいテメェ何見てるんだよ?あぁ?」

ってな感じのお鹿様からの視線に我らはただただ通り過ぎるだけでした。




ちなみに登山口に着くまでの最大同時出現数は10でした。











さてここからは写真を交えてお伝えします。


まず登山口に着いてからは木田の服をはぎ取る作業から始まりましたww

一見聞こえが悪いですが、縦走するのにご覧の格好ではね・・・w
絶対暑いですwww


世界遺産・知床縦走!_c0096000_22393120.jpg





















確かヒートテックのシャツに、ジャージ上下、その上にウィンドブレーカーを着ていたはず。










・・・ダイエットですか?











木田の服をはぎ取ったらいざ出発!



この日は大変天気が良くてとても暑かったです。

そんな汗だくのところに水場があると生き返りますよね。


世界遺産・知床縦走!_c0096000_12234232.jpg




















この水場の後すぐに極楽平があるのですが、
スタートして1時間でへばった2年生の林くんはすでに極楽の境地に達していました。


後に説明するクマ騒動にもぴくりとも動じませんでした。

極楽極楽・・・。




仕方ないじゃん体力ないんだもん!!(切実)









さてアホはほっといて、先ほどのクマ騒動について。

先ほどの水場で一緒にいたレンジャーちっくな人が少し戻るように指示してきました。



どうやら極楽平のすぐ近く(目で確認出来る距離)にクマさんが来てしまったようです。


人に慣れていて、熊すずなんかじゃ全く動じないとか!





レンジャーちっくな人は言いました。

「クマだベア!!」












・・・すいません。指が滑りました。














何とかクマさんは遠くに行ってくれたみたいです。

ここで僕が森のくまさんを歌ったら同期にマジで怒られました。もうしません。













さてさて極楽平が終わると、次は急斜面の大沢の登場です。


世界遺産・知床縦走!_c0096000_12321259.jpg

























はるか先に雪渓が残っていますね。







近くで雪渓を見るとこんな感じ。



世界遺産・知床縦走!_c0096000_12331483.jpg
























温度差による湯気がにわかにあがっているのが幻想的です。








ちなみにへばっていた林くんはここで両太ももが攣って動けなくなりました。

軟弱な2年生めっ!






大沢を越えるとそこは羅臼平!


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1人見栄を張っている人がいますが、どうか、どうか暖かく見守ってあげて下さい。






羅臼平はとにかく暑くて溶けてしまうところでした。







ちなみにフードロッカーの写真も載せておきます。


世界遺産・知床縦走!_c0096000_12391722.jpg
























ホントに頑丈で、クマ対策って感じがしました。







そういえばついこないだ知床でクマにテントを荒らされる被害が出て、
トレッキングの自粛令が出ていましたね。


ちゃんとフードロッカー使わないとガチで危ないようです。






そのフードロッカーに食糧をしまい込んで、空身で羅臼岳の頂上へ行くことに。



なんか途中に変に上昇気流が発生してるポイントを発見。


世界遺産・知床縦走!_c0096000_12423335.jpg





















雲があるとわかりやすいですね。






夏の太陽に焼かれながら岩場を登って行くと、そこには想像を絶する光景が僕たちを待っていた。





世界遺産・知床縦走!_c0096000_1244629.jpg























雲を見下ろすなんて普段では絶対にありえない光景です。


あまりの天気の良さに一同は頂上から降りることに抵抗を感じ、結局1時間はここにいました。








それではここで今縦走初めての集合写真をどうぞ!






世界遺産・知床縦走!_c0096000_12463628.jpg























登山が未だに嫌いな僕も、こうゆう光景などがあるからやめられないんですね。







各々で写真などを撮っていると、もしかしたら入部以来初めて?って感じの同期写真が撮れました。




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左から、金澤・土肥・本井・林の2年生です!

皆様どうぞよろしくお願い致します。







さていつまでもここにいるわけにもいかないので、次に行くことに・・・。


正直この日のメインは羅臼岳なので、ここからキャンプ地までは特にめぼしいこともありませんでした。






せっかくなので写真を1枚パシャ。


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う~ん。志村さんは必ず絵になる写真を残してくれます。






この後はキャンプ地である二つ池にて1泊。

夕食は何だったかな?親子丼だっけ??


みんな手早く食事をとると、明日に備えて早々に就寝しました。


















さて翌朝。

食事を作ろうとした某DTくんがガス缶をうまく接続出来てないまま火をつけたので、
テントの中で火災が発生!



119番ーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!



っは出来ないので、とりわけテントが燃える前に外に出すことに。

僕が必死に消火作業にあたっている間、火災を起こした張本人はテントの中から戦況を見守っていました。





僕は心の中で思いました。

「こいつぜっっったいぶちのめしてやる」と・・・。


僕の果敢なプレイにより無事鎮火。
向かいのテントにいた志村さんによると、
こっちのテントの中で激しい炎によるバックグラウンドがあったそうな。





落ち着いてから被害状況を確認すると、テンマが焼けて穴が開いていました。

某DTくんの悪びれた様子もない、むしろ逆切れしてる姿に僕はマジで腹が立ちました。


その後は姿も見たくないので、隊列を変更して姿が見えないようにしました。






さてこれで一見終わったかのように見えるこの火災事件。

実は思わぬところに余波を残してくれました。





事のきっかけは三佐川さんのこの一言。

「おい林!髪に草ついてるぞ!」

「あっ、どうもありがとうございます。」

と言って僕はその”草”を落とそうとしたが、全く落ちなかった。





そして三佐川さんがほろってくれようとしたその時、衝撃の事実が発覚。

「あっ、これ草じゃねぇ!髪が焦げてんだ!!w」










・・・・・・・・・。


世界遺産・知床縦走!_c0096000_13694.jpg





















またしても某DTくんはあやまりもしないで笑い飛ばしてるので、割とホントに殺意が芽生えました。

年ごろの男の子の髪をどうしてくれる!?













さて火災事件がこの辺にして、ここからはピストン縦走のため荷物を軽減して硫黄山を目指すことに。



世界遺産・知床縦走!_c0096000_1383429.jpg





















テクテク歩いて一行は硫黄山を目指します。




世界遺産・知床縦走!_c0096000_1392360.jpg





















途中こんな道もありました。

”道なき道を行く”っというのはこのようなことでしょうか。





硫黄山の麓まで来ると、徐々に天候も回復してきました。


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ここまで来る途中の看板みたいのが嘘っぱちな方向を向いていて困りました。



っとゆうかガイドブックも嘘っぱちを書いたせいで、エライ時間がかかりました。







頂上はこんな感じ。


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着いた途端雲が出てきましたw



頂上にある看板が取り外し可能だったので、みんなで外して遊び放題w

絶対管理してる人に見られたら怒られますww


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この硫黄山を下りてからは、特に目立った写真も取らずに下山を目指しました。





今回の縦走は比較的天候に恵まれたので、全体的に気持ちのいい縦走になりました。

もちろん終わったことだから余裕なコメントが出来るわけですが・・・w



1年生は木田しかいなかったので、是非他の2人にもこの楽しみを伝えていって欲しいなと思います。






そしてこの縦走を企画してくださり、列の後方から支援して下さった三佐川さんにこの場をお借りして
改めてお礼を言いたいと思います。

ホントにどうもありがとうございました!

















おまけ


これは激マズでした。


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by hgwvob | 2009-10-10 13:19 | 夏山


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