2010年 10月 28日
初体験!(10/31更新版)
うかがわしいタイトルですみません。
カヌー活動の記事なので、安心して次へお進みください。(文章:林)



今年はカヌー好きな僕にとっては忘れられない大切なシーズンとなりました。

普段とは違った環境の川へ行くことにより、いつもとは違う緊張感、いつもとは違う激しさ、そしていつもとは違う感覚を味わい、自分の川やカヌーに対する心構えを見直せるきっかけとなりました。

このような機会を与えて下さった谷さん・重森さん・一世さんに改めて感謝したいと思います。どうもありがとうございます。





ではどんな活動をしたか紹介したいと思います。



まずは第1弾。2010年9月5日・空知川(落合~幾寅)です!
メンバー:谷さん・重森さん・一世さん・林・松田



4日夜から前泊して、5日にパドル銀座との呼び名高い落合~幾寅間を下りました。
もちろん僕は刺激のあるところは初なので、前日から緊張とワクワク感で夜はあまり眠れませんでした。



朝はどんより曇り空。太陽さんは職務放棄してバカンスにでも行ってしまったのでしょうか。
太陽さん!あなたのバカンスより僕らのバカンスを優先して下さいよ!

・・・そんな願いもむなしく、空はやっぱりどんよりし続けたのでした。




今回のスタートは落合駅裏のラフト用の階段下から。
階段を下りて上流側を見てみると、いきなり早い流れにカーブ付きというサービスの良い状態になってました。まずはここで1ビビリ。

c0096000_23305980.jpg

ちょうどゴールして来たラフトもいました。



ここからスタートすると、いきなり左急カーブの瀬が登場。ここで2ビビリ。
まだここでは緊張していてパドルを強く握れませんでした。
その緊張感の中そこを通過すると、似たような瀬がもう1つ。ドキドキしながらも正面衝突せずに通過出来ました。
谷さんによると、この2つの瀬がコース中で最も嫌らしいとのことでした。





途中船の調節のため手頃な河原に上陸!
調節を終えた谷さんは防水バッグからシュノーケルを取り出し、空知の冷たい水の中へ入って行きました。まだ2ビビリの影響があった僕は泳ぐ余裕はなかったので、とりあえず泳いでいる谷さんを陸から見ていました。



再スタートしていくつかの瀬を越えて行くと、ようやくいい意味での慣れが出てきました。
少しずつ筋肉の緊張もほぐれ、やっとパドルを握ってる感覚が来ました。
そんな事を思っているうちに、コース中盤にある吊り橋に到達しました。


谷さんと重森さんがその橋を指差し、「あそこから飛び込んでみて!」と僕に言いました。
完全に冗談だと思った僕は「そうですね、行けたら行ってみます!」と行くつもりもないのにそう答えました。

するとどうでしょう。先頭を行く谷さんは橋の下で上陸を開始したのです。
びっくりした僕は重森さんや一世さんに「ホントに行くんですか?」と何回も尋ねました。
そうですここで3ビビリです!

動揺した僕は重森さんと一世さんが何と回答してくれたか覚えてません。ホントです。



しかしあろうことか数分前までビビってた僕は急にそこからダイブしたくなり、落下地点を確認してもらった後、1番乗りでLet’s goしました。

空中を降りる間がホントに長く感じました。
しかし実際は恐怖心より気持ちいい感覚の方が勝り、何回も空知の冷たい水に浸かりました。冷たい!!




エスカレートした谷さんと僕はついに頭からのダイブを決行するのでした。
この動画の谷さんの飛び込み姿勢が美し過ぎます。


『よし、水泳で鍛えた俺のすんばらしい飛び込みを披露しよう!』
などと調子に乗った僕は見事にお腹からの着水に成功しました。


思い出すととっても恥ずかしいので、急遽成功していたらどうなっていたかversionの動画も追加しておきます。




ちなみにこれ以外で谷さんが一回転している動画は『ローリング谷さん』で僕のパソコンに保存してますw


するとこの辺で川下り中初めて太陽さんが僕らのバカンスを応援してくれました。
c0096000_23403651.jpg


ますますテンションが上がり再スタートしたのですが、どうも太陽さんは気まぐれのようです。すぐに雲さんに業務を委託してしまいました。


再スタートして数分後、核心部の『噴水の落ち込み』到達です。言うまでもありませんが、ここで4ビビリです。
上陸して下見していると、ホントに噴水のように水が上がっていて驚きました。
いくら慣れが出てきたと言っても、さすがに最初はポーテージも考えました。しかし谷さんに『俺らが先に下ってロープの用意してるから、思いきって下って来い!』と言ってもらえたのと、突入する直前に重森さんと一世さんが下にいるのが見えたので、安心して突入&クリア出来ました。


でも動画をみると焦っているのがよくわかります







この落ち込みの後もゴールまで荒っぽい瀬は続き、実際の距離以上の疲労感がありました。
ゴールした時の安心感はこの時まででは1番でした。疲れました。


この日は帰りの車が眠くて結構ヤバかったです。2人しか乗ってないと会話にも限界があります…。
でももうちょっと喋ってよねちず!いつも助手席乗って黙ってられると結構つらいんだからね!




この空知川では力任せの漕ぎ方がいかに疲れるか痛感しました。焦ってると無意識のうちに力任せの漕ぎ方になっていて、思うように水を押せなかったのが動画からもわかります。

そして前方確認の甘さも感じました。コース経験のあるOBの方々が入念に前方を確認しているのを見て、去年やってしまった札内川の悲劇を思い出しました。
カーブの先が見えないのは当たり前なのに、大した確認もしないで突入してしまった恐怖の体験です。

当時自宅に戻ってから兄にこの話をして、ガッツリ怒られた記憶があります・・・。









では話題を変えて第2弾!



2010年10月24日・忠別川(志比内~東川)です!
メンバー:谷さん・重森さん・林・松田・富樫

今回は日程の調整が難しく、一世さんには申し訳ないですがこの日とさせて頂きました。




こちらも同じく23日に前泊して24日に川下りです!
あまりこの川をじっくり見たことはなかったのですが、今年8月に天人峡へ行く時に見た水量より若干多いような印象を受けました。そして水が白いです!洪水の影響でしょうか?



実は今回遠征する前に、渡辺さんと石本さんから「忠別は厳しい川だよ」というお話を聞いていましたが、スタートして10分でこの意味がわかりました。
日頃現役が下ってる川と違って、“瀬”がコース全体の顔となっていました。そしてこれらの瀬がまた力強いです!
しっかり全身を使って漕いでいないと船が思わぬ方向に向いてしまいそうでした。はっきり言ってこんな感覚は初めてです。
空知の時も“すごい流れだな~”っと思っていましたが、ここはそれ以上の流れが展開されていました。一瞬でも前方から視線を逸らすと岩盤に衝突or座礁という事になってしまいそうです。



スタートして力強い流れに驚いてる間に、早速堰堤が見えて来ました。しかしやはり流れは速いので、間接視野で堰堤を確認しつつも前方から目を離す事が出来ませんでした。
直前にようやく流れがなくなるので、落ち着いて右岸からポーテージしました。

c0096000_23554251.jpg


しかし良い天気です。
前日まで雨の予報でしたが、朝起きるとキセキの大逆転劇が待っていました。






全ての船を堰堤の下に下した後、衝撃の事実が発覚しました。


なんと、僕らがポーテージするのに歩いてた道の上にある木に巨大な蜂の巣が付いてました!
c0096000_2357582.jpg


時期的に僕らは無傷でしたが、夏場だったら間違いなく刺されていたでしょう。後に聞いた話だと、松田は昔刺されたことがあるらしいので、もし刺されていたら大変なことになっていたと思います。






再びスタートすると、木が川を覆いかぶすように倒れていた所があったりして、小さいポーテージもしました。
その後もやはり瀬と岩盤だらけで気が抜けず、気付くとのんびりの本に載っている「苔岩の瀬」に到達しました。
本流に乗りきってしまうとその先にある岩盤に正面衝突してしまいそうな勢いです。
“ここは常にウェーブが立っている”という記事をネットで見つけていたのですが、確かに波が立っていました。僕は一人乗りに乗っていたので、波を通過するごとにカヌーがぴょんぴょん跳ねました。一瞬本流に乗りかけましたが、外寄りの流れにも助けられて通過出来ました。





通過した後そこでちょっと泳いでみたのですが、調子にのって真ん中まで行ったら結構下まで流されてしまいました。恥ずかしいので動画は載せません。

その場にいた皆さん、ご心配をおかけしてすみません。



そこから下も怒涛の瀬攻撃に見舞われ、ホントに神経使いました。

途中岩盤をよけきれなくてガッツリ衝突して船が大きく傾きましたが、サイベルトのおかげで沈は免れました。
1人であたふたしているうちに他の2艇が随分先へ行ってしまい、少しの間精神的に動揺してました。
今まで1人で川下りはもちろんしたことがないですが、きっと1人で下ったら常にこんな気持ちなんだろうなぁ~と、何か別の世界に旅立ちそうなよく訳のわからない精神状態になってました。終わった事なので笑い話になるのですが…。




その後はまたも荒っぽい瀬が連続で続き、知らないうちにゴールの東橋が前方に見えてました。
河川敷にはパークゴルフ場があり、ものすごいプレーヤーが多かったです。
結構プレーヤーに見られましたが、どうやらここでカヌーをしてる人は意外と多いらしく、直下の堰堤直前で上陸する人が多いらしいです。







今回の川下りでは、下ってる時は集中しているせいかあっとゆう間に終わったという印象でした。
上陸している時が唯一ホッと出来るような感覚です。




そして何より、日頃の川やカヌー活動に対する心構えが、自分の気付かぬうちにおろそかになっていた現実に気付かせて頂けたのが1番の収穫だと思います。

慢心や過信、油断は携帯してはいけない不要装備だという事を再認識出来ました。
余計なトラブルや事故を防ぐためにも、今一度冷静になろうと思います。




上陸後は石本さんオススメの『蝦夷味噌ラーメン』を食べに行こうと思ったのですが、ちょうどお昼時ということもあり、店外に長蛇の列が出来ていたのであきらめました。

少し行った所にまた違ったお店があるので、そこでお昼ご飯を食べました。

空知の時に引き続き、ご飯を谷さん・重森さんにご馳走になってしまいました。
かつ丼が意外と量があり、おいしかったです。ありがとうございました。

でもお店の方のソフトクリームを作る技術には疑問が残ります。
運が悪いと今にも倒れそうな形で出て来ますw











今年は2回も現役だけでは行けないような川を経験でき、もう思い残すことは多分ありません!冬への移行がキッパリ出来そうです。



全2回の活動をリードして下さった谷さん・重森さん・一世さん、本当にありがとうございました。
他にも行ってみたい場所があるので、是非また来年連れて行って下さい!お願いします!!
シーズンが始まったら入念にウォーミングアップをしておきますので!





実際に経験した内容はもっと凄かったですが、文章で伝えるのはやっぱり難しいです。
どれだけお伝え出来るかわかりませんが、一応頑張って努力はしました!・・・と思います。




では最後に、忠別川の上陸後に開催された、富樫くんのフォトギャラリーを載せて終わらせて頂きます。

c0096000_0171237.jpg



c0096000_0172282.jpg



c0096000_0285430.jpg



富樫ギャラリーもう1枚発見!w
c0096000_2141790.jpg

[PR]

by hgwvob | 2010-10-28 00:31 | カヌー


<< 札幌国際冬山訓練!12月5日      日高サワミット2010 ~伏美... >>